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美也比のふくろう「福子」

美也比のふくろう「福子」この子も、バルサを芯にして一から作った一点もの。
目のまわりや胸毛にファーを入れ込み、キャラ強めのふくろうに仕上げました笑。
リアルなふくろうは、あまりイメージになく、可愛くて、福を招いてくれるように、片方の羽をあげてみました^^

バルサの芯に桐塑(とうそ)で、形を整えます。まだ、これはふくろうらしき形にした段階。どこに筋彫りをするか、えんぴつで描き込みます。えんぴつで描き込んだところは、ノコギリで筋彫りしていきます。桐塑(とうそ)をのせるときに、糊で繋ぐのですが、糊が多すぎると、桐塑(とうそ)がカチカチになり、ノコギリがなかなかはいらず大変です。

大体筋彫りの深さは、4ミリくらい彫ります。曲がってしまったり、深く彫れなかったり、、、なかなか大変な作業です。

筋彫りを終えたら、この子も、本生地に入る前にサラシを入れ込みます。
最初の頃の塊から、綺麗に筋が入りました^ ^

金系のふくろうちゃんに仕上げたかったので、お腹には、パッチワークのように生地を入れていきました。

片方に挙げた羽は、羽だけでも結構な重さだったので、後から差し込み、完成^ ^
今も、美也比のお稽古場に鎮座する福を呼ぶ「福子」でした^ ^

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