幸せ地蔵様のご依頼

幸せ地蔵様のご依頼がきました。
美也比の幸せ地蔵様は、ご自分で作ることもできますが、ご依頼をいただいてお作りすることもあります。
今回のご依頼の方は、静岡の方。
ご主人を亡くされたということで、ご主人の思い出が詰まった7本のネクタイから、幸せ地蔵様を作ってほしいとのことでした。
大切なご家族が旅立つ。
悲しく
切なく
苦しく
寂しい、、、
その気持ちは、すぐになくなるものではなく、、、
周りの方々の気遣いや言葉で解決するものでもなく、、、
ただ時間はかかりますが、時が解決してくれる
っと私は思います。
前にもお話ししましたが、
百日忌 と言われる法要があり、「百か日(ひゃっかにち)」ともいわれます。
また、百箇日法要は、「卒哭忌(そっこくき)」とも言われ、遺族が悲しみで泣くことから卒業しようという意味合いがあるそうです。
故人が亡くなってから100日目をめどに行う法要とされています。
100日では、悲しみはなかなかぬけませんが、これからの人生、前を向いて頑張ろーっという節目にはなるかもしれません。
この方は、思い出の品をお地蔵様の体の中に納めたいとのことでしたので、空洞にしました。
少しでも、前を向いて歩けるお手伝いができたら。
そう思いながら、幸せ地蔵様を作らせていただいています。